新型コロナ時代を乗り切るエンターテインメント運営のための技術ブログ

コロナ禍で生き残るためのヒントをシェアします。

ファンコミュニティの再生:Discord

従来、ライブがふつうに行われていた頃、

 

ライブ会場の周辺、ライブ前、ライブ後、

あるいはファン同士のオフ会などで、

ファンコミュニティが形成されていました。

 

SNSで知り合ったものがライブ会場でリアルに出会って意気投合、というたぐいですね。

 

 

これが、コロナ禍ではなくなりました。

これまでのコミュニティの維持も困難になりました。

 

そこでこのコミュニティを維持、あるいは新規に起こすことはできないのか、と考えました。

 

使えるインフラはネットワーク。

 

いろいろと探した結果、Discordがニーズにマッチしていることがわかりました。

 

  • クローズドネットワークを形成可能
  • テキストチャット、ボイスチャットがOK
  • フレキシブルな設定
  • bot開発が簡単

これらに魅力を感じて、Discord上にコミュニティを形成するチャレンジを実施しました。

 

フォーカスは「人が集まる場とはなんなのか?」です。

 

 

そう考えると、ひとは「なにかおもしろいことがあるから」

「だれかにあえるから」集まってくるわけです。

 

その「おもしろいこと」「だれか」をどのように生み出すか。

 

その答えが「bot」でした。

 

Discord上にさまざまなbotを用意して、コミュニケーションのハブ、クッションにする。

つねにDiscordのチャンネルに誰かがいるような状態を作り出す。

インタラクティブアクションのためにはAIを活用できる。

 

時代が味方しました。

 

これらを駆使して、「あつまる場所」を作り上げました。

 

 

利用した技術は

など当たり前のものばかりです。

コストミニマムで設計しております。

クローズドなものなので、ダウンタイムは容認、ベストエフォートで運用しています。

 

こちらのチャレンジは今もアップデートを続けて継続中。

 

わかったことは、

「箱は上の技術でできるが、その箱のなかで何を動かすか、がポイント」

ということです。

 

こちらのコンテンツについてのコンサルティングが必要であれば連絡先よりお問い合わせください。

 

作ること自体は難しくありませんし、費用もあまりかかりません。

アイディア勝負ですね。

 

小さい組織、グループにとってむしろ有利な局面と考えています。